とびひ

アトピー性皮膚炎の子供が気をつけたい病気

とびひ は、おもに夏場に子供の間で流行する細菌感染による皮膚症
感染性が強いため「とびひ」といわれる。(伝染性膿痂疹)

原因は、黄色ブドウ球菌、A群連鎖球菌
だれもが鼻の中、爪の間などにもっている常在菌ですが、
子供の場合、この菌に対する抵抗力が弱いためかかってしまいます。
(大人でもかかる場合があります。)

★最初は小さな水疱ができ、
 水疱が破れて汁を持つようになります。

この汁の中に原因菌がいて、
かきこわし、菌のついた手で他の場所を触ることで全身に広がります。

原因菌は高温多湿を好み、パンツの中などでひろがり
顔・背中・お腹など全身に広がります。

★抗生剤の飲み薬、抗生剤入り軟膏、イソジンなどによる消毒を行います。

ただし、抗生剤に耐性の強い黄色ブドウ球菌(MRSA)の場合も多く
この場合は、特別な抗生剤を使います。

通常1~2週間で良くなりますが、
まれに黄色ブドウ球菌の毒素が血管に入って全身症状を引き起こす病気や
A群連鎖球菌による脳炎を発症することがありますので
早期治療で医師の指示に従うことが大切です。

アトピー性皮膚炎との関係


免疫反応によって発症するアトピー性皮膚炎と
細菌感染による とびひ は、別の病気です。

ただし、アトピーの子供は皮膚の防御バリアが弱くなっているため
とびひ になりやすいと言えます。

また、ステロイドのぬり薬は、黄色ブドウ球菌などの栄養になり
かえって とびひを悪化させますので気をつけてください。


アトピーと間違えやすい病気、合併しやすい病気

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