カポジ水痘様発疹症

アトピー性皮膚炎の子供が気をつけたい病気

カポジ水痘様発疹症は、単純ヘルペスウイルスを原因とする皮膚に水疱ができる病気。
5歳までの赤ちゃん、乳幼児に多くみられます。

帯状疱疹や口唇ヘルペスを起すのと同種のウイルスが原因ですが
アトピー性皮膚炎に似た症状で、アトピー症状が出ている部位に広がりやすいため
ヘルペス感染に気付かず悪化させることが多いのが特徴。

出来やすいのは、顔、目のまわりなど。

皮膚のバリア機能が低下していると重症化しやすく
症状がひどくなり、高熱や脳症を発症する場合がありますので注意が必要です。

治療には抗ウイルス剤を使い、通常2~3日で症状は軽快化しますが
完全に治すまで気を緩めないことが大切です。

アトピー性皮膚炎との関係


免疫反応によって発症するアトピー性皮膚炎と
ウイルス感染による カポジ水痘様発疹症 は、別の病気です。

ただし、アトピーの子供は皮膚の防御バリアが弱くなっているため
ヘルペスウイルス感染しやすく、
またアトピーと症状が似ているため、ウイルス感染気付かず悪化させてしまう場合があります。

「熱が出た」「症状が重くなった」「水疱が出来た」 などの場合
カポジ水痘様発疹症を疑い、かかりつけの医者に診てもらいましょう。

また、ステロイドのぬり薬は、ウイルスの栄養になり重症化させます。
また、プロトピック軟膏もウイルス感染しやすくしますので注意してください。


アトピーと間違えやすい病気、合併しやすい病気

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