キムチ

キムチ の 乳酸菌、カプサイシン、ビタミン 効果

みなさんご存じの韓国の伝統的漬物
     キムチ は、

アトピー、ぜんそく、花粉症などのアレルギー性疾患に
非常有効な食品の一つです。

韓国では近年、アトピーの子供が急激に増えており
 (2006年調査では、8~10歳で29.1%)
キムチ離れがその原因ではないか、と言われたりしています。


 キムチに豊富な乳酸菌

キムチは、乳酸菌で発酵させた漬けものです。

キムチ1gに含まれる乳酸菌は8億ときわめて多く、
しかもその乳酸菌の多くが
アレルギー性疾患の体質改善に有効なラクトバチルス菌です。

アレルギー性疾患は、免疫細胞のヘルパーT細胞の割合が
Th2が増えて、その分Th1が減ってしまうことによって
過剰な「抗原抗体反応」が起ってしまうことが大きな要因なのですが

ラクトバチルス菌は、Th1を増やし、Th2を減らす働きをします。

キムチを食べることで免疫が正常化してゆくわけです。


 ビタミンC、B群が豊富

キムチの発酵過程で、
野菜に含まれているビタミンが増加します。

特に、アレルギー性疾患に必要な
ビタミンC、
ナイアシン、ビオチンパントテン酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。


 カプサイシンがかゆみを止める作用

キムチの辛味成分カプサイシンは
皮膚炎のかゆみや炎症を抑える作用があり、
漢方薬や塗り薬に使われています。

抗炎症作用、殺菌作用、血行促進、胃の正常化作用
などがカプサイシンの効用として確認されています。

また、塩辛い割には、カプサイシンの減塩作用が働いているため
それほど塩分が高いわけではありません。


腸内環境を良くして、免疫を正常化させるキムチ
折を見て食べるのも
食事を楽しみながらアトピーを改善する一つの方法ではないかと思います。

嫌いでない方は、ぜひ。

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