免疫ってなに? アトピーとの関係は?
アトピー性皮膚炎・花粉症・ぜんそくなどのアレルギー性疾患は、
免疫システム から起こります。
では、免疫ってなんでしょう?
「免疫ができた」 という言葉は、なにかに「慣れた」 という意味で
日常生活でも使ったりします。
私たちの体の 「免疫」 も同じです。
私たちの体には毎日、無数の細菌やウイルスが
食事や空気や手などから入ってきます。
それを排除して、体を守るしくみが 「免疫」 です !
免疫の主力となるのは 「白血球」 。
血液には、赤血球、血小板、白血球 があって、
- 赤血球は、酸素を運び、
- 血小板は、出血したときに血液を固めます。
そして、、白血球が 「体を守る防衛軍」 ということになります。
「白血球の防衛軍」の 足並みが乱れると・・・
白血球には、
・マクロファージ、
・顆粒球、
・リンパ球(T細胞、B細胞)
などがあり、
この防衛軍の、司令官、下士官、パトロール隊、戦闘部隊
などの役割を果たしています。
また、戦う相手によっても、誰が戦う主力になるかが変わってきます。
(細菌もあれば、ウイルスもあれば、体の中のガン細胞やいらなくなった組織細胞 もありますから。)
そして、アトピーとの関係でいえば、
- 戦闘部隊(B細胞) が 増えすぎたり、
- 攻撃 (抗体) を出しすぎたり、
- 爆薬 (ヒスタミンなど) をたくさん持ちすぎていたり、
- 司令官 の情報が行き届かずに、バラバラの戦い方になっていたり、
という問題でおこります。
そして、こうしたことの原因となるのが
食事のかたより、ストレス、運動不足、有害な化学物質、
なのです。
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