腸を良くする食事・・・食事療法1

アトピー・ぜん息・花粉症を治す腸を良くする食事

アトピー・喘息・花粉症・鼻炎は、
腸の環境悪化から始まります。

は、
食べ物を消化して体内に入れる場所です。

食べ物と一緒に、有害な外敵が侵入しないよう、何重ものバリアが張られています。

このバリアが壊れてしまう原因の一つが
消化の悪いタンパク質の過剰摂取です。

タンパクは腸内で腐敗し、毒素を発し、腸のバリアを弱めます。

腸のバリアが弱まり、消化されていないタンパク質が入ってくるようになると
免疫システムが作動し、敵と見なして排除にかかるわけです。
これがアレルギー反応です。

 *乳幼児に食物アレルギーが多いのは
  腸のバリアがまだ発達していない段階で、消化の悪いタンパクを多く取ることが原因。
  それだけです。 離乳食を焦って早めないことが大切です。

もう1点。

腸の善玉菌が減ってしまうと、
免疫バランスが崩れてしまいます。

白血球は、腸内に住む 「善玉菌」 と連携しながら 異物と戦っています。

肉・砂糖・牛乳など腸内で有毒ガスを発生させる食べ物が多いと 善玉菌が減ってしまい、
逆に 「悪玉菌」 が増えてしまいます。
とくに カンジタ菌 は、腸にキズ をつけ、
ますます免疫がくるってしまうという 悪循環に陥ります。

免疫バランスを正常化する上で、腸内に住む細菌が、大きな役割を果たしています。

ビフィズス菌などの善玉菌が

善玉菌なしに、正常な免疫の働きはあり得ません。

アレルギー性疾患を治していく第一歩は、腸の環境改善にある
と言っても言い過ぎではないのです。

では、腸を良くする食事とは? 

(1)タンパク質の過剰をただすこと
(2)腸の善玉菌を増やす食材をとること

この2つです。

腸の環境を悪くする食事があまりに多い現代の食事。

食事を見直すことで、アレルギー体質などと呼ばれているものは
簡単に改善させることができるのです。

腸を良くするために、たくさん食べたほうがいい 食品》

納豆   ☆豆腐   ☆味噌   
☆発酵食品 (ぬか漬け、キムチ など)   
☆オリゴ糖
☆食物繊維の多い食材 (ごぼう、切り干し大根 など)

   

腸を良くするために、食べない、飲まない、減らす 食品》

肉類   
砂糖   
牛乳、乳製品   
水道水  
・清涼飲料水 ・菓子パン ・ジュース など



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納豆