にんじん ・・・ アトピー・喘息・花粉症の体質改善食事

 βカロチン が豊富な 「にんじん

にんじんのアトピー抑制効果


にんじん の特徴は、
豊富に含まれるに含まれる βカロチン (ベータカロチン)。

βカロチン は、体内でビタミンA に変わり
過酸化脂質が 細胞膜を酸化し破壊するのを防ぐ 抗酸化作用 を発揮します。

「βカロチンを積極的に食事から取ると、肺がん殺傷率が半減する」
にんじんを1日1本食べると、ガン予防になる」
というアメリカでの発表が有名になり、
にんじん、βカロチンが注目され始めました。

ビタミンA は、過剰に取ると中毒症状を起こすことがありますが
βカロチン は、体内で必要なだけビタミンA に変わり、余った場合は排泄されますので
たくさん食べても問題ありません。

にんじんのβカロチン含有量は
1/4本 食べるだけで 1日の必要量を賄えるという豊富さです。

また、にんじんの赤みは、リコピン というカロテノイドの色。
βカロチンよりさらに強力な抗酸化作用を持っています。

 

高い抗酸化力で、炎症を抑える

にんじん は、鼻・気管支の粘膜、肌 などの細胞を
活性酸素 ・ 過酸化 脂質 の破壊から守る強い働きをしてくれます。

肺や鼻の粘膜、肌の細胞が
自動車の排気ガス、紫外線、有害物質などの働きで、活性酸素による破壊作用を受け、
アトピー・喘息・花粉症・鼻炎などの原因となることを抑える働きをしてくれるのです。

食物繊維も豊富なので にんじんをたくさん食べて
アトピー・喘息・花粉症・鼻炎の体質改善をしましょう。

    

   《 保存方法 》
水気に弱いので新聞紙などにくるんで冷蔵庫へ。

   《 選び方 》
色が鮮やかなもの。 表面のなめらかなもの。

   《 熱を加えて食べてください 》
にんじんには、アスコルビナーゼという酵素が含まれていて
生で食べると、一緒に食べた食材のビタミンC まで壊してしまいます。
炒めるなど、熱を加えて食べるようにしてください。

生で食べる場合、ジュースにする場合は
レモン汁 か 酢 を入れるとこの酵素の効果は抑えられます。

【1日分のビタミンA を取るには】

にんじん1/4本
アスパラガス40本
ピーマン26本
とまと6個
ほうれん草1/3束


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