米・玄米とアトピーを治す食事方法

米と玄米、胚芽米の栄養価比較

 

健康ブームの中で玄米を食べる人も大分増えてきました。
特に、アトピーの方は、食事に気をつけ、玄米食を行っている方も多いと思います。

では、アトピーをなおすために、お米の食べ方はどうしていけばいいでしょうか?

そのことを考える前に、まず、
白米、胚芽米、玄米 の栄養価の違いを見ておきたいと思います。

米と玄米、胚芽米の栄養価比較,アトピーを治す食事療法

玄米は、体内酵素を豊富にする、ひじょうに生命力のある食べ物です。
上図は、アトピー体質を改善するために不可欠な、マグネシウム、パントテン酸、ナイアシン
が含まれている量を、白米を 1 とした時の比較ですが、
玄米がいかに豊富な栄養をもっているかよくわかると思います。
  (マグネシウムは 白米の6倍。 ナイアシンは 14倍です。)

稲の種から、もみ殻をはずしたのが「玄米」、
さらに、果皮、種皮、糊粉(ぬか)を取り除いたのが「胚芽米
さらに、胚芽を取り除き「胚乳」だけにしたのが「白米」です。

玄米から白米に精製する段階で、大切な栄養素ほとんどと、生命力(酵素)が失われます。

《白米にする過程で失われる栄養》

果皮、樹皮脂肪、タンパク、セルロース(食物繊維)
糊粉、胚芽脂肪、タンパク、ビタミン、ミネラル(カリウム、マグネシウムなど)
胚芽ビタミンB1、B2、、B6、B12、ビタミンE、葉酸、パントデン酸



セルロースは、腸内をきれいにし、消化をたすけ、ビタミンを生成します。
そして、ビタミン、ミネラルは、生命エネルギーの源「酵素」の働きに不可欠です。

玄米から白米に精製される段階で、これらの大切な栄養素のほとんどが失われているのです。


アトピー改善の基本は、腸の改善から


では、アトピー体質の改善のために お米は どう食べればいいのでしょうか?

もしかしたら、医師にお米は当面控えるように指示されている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、芋類だけで頑張るのもちょっとつらい (精神的に) 時もあると思います。

低アレルゲン米 (アレルゲンとなるアミノ酸を酵素で分解したもの) や
パック詰めの Aカット米 などもありますので、
とくに体質改善を集中的に行う時には試してください。

また、玄米焙煎粉 は、お湯や水に溶かして飲むタイプのものですが
玄米の栄養価が得られ、食物繊維も豊富ですので
腸内環境改善にも効果があります。

玄米酵素も、アトピー改善に効果があります。

アトピーは、まず、腸を治す。
これは とっても重要です。

肉 や 砂糖は ひかえること、
オリゴ糖 や 納豆など 腸を改善するものを食べること、
が大切です。

お米を食べる場合は、とにかく良く噛み、少量から始めることです。

アトピーが治れば、食べすぎなければ なんでも食べても平気になります。

それまで、がんばりましょう!!

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