パイナップルの アトピー・喘息改善効果
*注)ただし、仮性アレルゲンの果物ですので、
食べたときに口の中がかゆくなる方は、
食べないようにしてください。
最近はスーパーなどでも手軽な値段で手に入るようになった
パイナップル 。
実は、アトピー性皮膚炎や、気管支喘息の改善に効果がある果物です。
まず、パイナップルに含まれている消化酵素 「ブロイメラン」、「ブロメリン」 。
- 炎症部位にたまるタンパク質(フィブリン)を分解して炎症を鎮めます。
- 脂質代謝において、体内でアラキドン酸が生成されることを抑制してアトピー体質を改善する。
- 気管支炎・喘息の、去たん作用。
- 肉や魚の消化を助け、腸内環境を良くする。 (消化不良、有毒ガス、悪臭便などの改善)
など、アトピー性皮膚炎や喘息の改善効果があります。
そのほかの効能としては、
- 胃酸の分泌を促進して、消化を助ける
- 腸内の有毒物の解毒。
- 痛風、神経炎、痔、血栓症、静脈瘤、肥満 などへの効果。
があげられます。
熱を加えずに食べてください
《 注意点 》
・ブロメラインは「熱に弱い」ため、加熱調理では効果がなくなってしまいます。
・パイナップルの缶づめ、ジュースなどは、加熱処理していますので
上記の効果はありません。
(もちろん、自家製のパイナップルジュースなら効果はバッチリあります。)
・冷え性・生理不順の方などは、食べすぎないようにしてください。
《 栄養素 》
ビタミンC 、食物繊維 が豊富に含まれています。
ただし、口の中がかゆくなる、などの場合はひかえてください。
パイナップルを食べて、ごくまれに口の中がかゆくなるなどの症状が出る方がいらっしゃいます。
これは、先に紹介した「ブロメリン」 というタンパク質消化酵素の影響が考えられます。
また、パイナップルのセロトニンが、かゆみを強めてしまう場合もあります。
この場合は、食べるのはひかえてください。
ただ、アトピーや喘息を生み出す「体質」を悪化させるわけではありませんので、
上記の症状が出ない場合は食べても大丈夫です。
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