玉葱(たまねぎ) ・・・アトピー・喘息・花粉症を治す食事

玉葱のアトピー抑制効果

身近な食材で、
アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症の治療効果が高いもの、といえば
 たまねぎ (玉葱)  です。


その効能の第一は、
ケルセチン」 です。

ケルセチンは、
肉の脂肪「アラキドン酸」がアトピー症状を悪化させる 「プロスタグランジンE2」 という生理物質に転換することを抑制したり、
★ヒスタミンという起炎物質が肥満細胞から遊離するのを抑えたりします。
アレルギー性疾患の体質改善する効能を有しているのです。

また、高い 解毒作用 も持ち、有害物質を体外に排泄して体を守ります。

また、強い抗酸化作用があり、炎症を抑え、
花粉症の炎症を抑える効果も認められています。

 
  *肉はなるべく食べないようにしたほうがいいのですが、
   もし食べるときには、玉葱を一緒に食べてください。

  *ケルセチンは、熱に強いですから、生でなくてもOKです。

  *ケルセチンは、玉葱の皮により多く含まれていますので、捨てずに料理してください。
   (残留農薬の心配がありますので皮はよく洗って下さい。無農薬がベストです。)


その効能の第二は、
チオスルフィネート」 です。

抗ヒスタミン作用があり、
アレルギーによる炎症・喘息・花粉症を抑えます

*水にさらすと溶け出してしまいますので、料理の際にはご注意ください。
*なるべく細かく切り、空気に触れされることで、より効果が増します。

           

その効能の第三は、
フラクトオリゴ糖」 です。

腸内の善玉菌を増やし、
Th1/Th2バランスをTh1優位にシフトさせることで免疫を正常化し、
アトピー性皮膚炎・ぜん息・花粉症の改善に高い作用をもたらします。

腸内のビフィズス菌を増やすことで、カンジタ菌の増殖を抑え
腸壁バリアを修復し、未分解タンパク質の侵入⇒アレルギー の流れを改善します。

その他の効能としては、

  • 「メラノイジン」という成分が、腸内環境を整え、便秘を解消。
  • 「メルカプタン」という成分が、胃粘膜を保護し、胃潰瘍・胃炎を緩和。
  • 玉葱に含まれる「ウロン酸」は、長時間煮込むことで
     DHCPという強い抗ガン作用を持つ物質に変わります。
  • 血液をサラサラにして、動脈硬化を予防する。
  • インシュリンのような働きをして、血糖値を下げ、糖尿病を予防する。
  • 胃腸、肝臓を強化する。
  • インフルエンザにかかりにくくする。
  • 脂質異常症や高コレステロール血症を予防する。
    など様々あります。


《 保存方法 》
冷蔵庫に入れるか、ネットに入れ風通しのいいとこにつるす。

《 栄養素 》
ビタミンB群、ビタミンC、マグネシウム、食物繊維 など。

《 安眠効果 》
みじん切りにして、枕元に置くと、におい成分が神経を鎮め、安眠効果があります。

注)即効性があるわけではありませんが、毎日食事で食べることで体質改善に向かいます。


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