キャベツ ・・・ アトピー・喘息・花粉症の体質改善食事

 胃・腸を強くするビタミンU が特徴 「キャベツ

キャベツのアトピー抑制効果


キャベツ は、
喘息やアトピー性皮膚炎・花粉症などの体質改善のため日々食事に取り入れてもらいたい食材の一つです。

最大の特徴は、キャベツに含まれる ビタミンU

別名を「キャベジン」 といい、キャベツから発見され命名されています。

キャベジン、と言えば医薬品名を思い出される方が多いと思いますが
胃・腸の粘膜を強化し、食べ物の消化力がアッするので
食物アレルギーの改善効果があります。

もちろん、胃炎の改善、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの予防効果もあります。 

高い抗酸化力で、炎症を抑える


キャベツは 非常に高い 抗酸化力 を持っています。

米国の国立がん研究所の研究によれば
「ガン予防」に効果の高い野菜のベスト2が キャベツ と にんにく。

ガンは、活性酸素による細胞の破壊作用が原因ですが
キャベツには、それだけ活性酸素除去する強い力があるということです。

自動車の排気ガスなど有害物質を吸い込むことで
肺や鼻の粘膜に活性酸素が発生し、過酸化脂質となって粘膜細胞を破壊。

ここからダニ、花粉、カビの胞子 などが侵入してくることで
喘息 や 花粉症・鼻炎 が発症します。

合成界面活性剤の入ったボディーソープ、シャンプー、リンス、そして紫外線作用などで、
肌の細胞に 活性酸素が発生し、壊され
アトピー性皮膚炎になってしまいます。

キャベツの強い抗酸化力は、これを抑える働きをしてくれます。

そのほか、

ビタミンC が豊富 (葉1枚で、18mg)
食物繊維が豊富 (葉1枚で、0.8g)
  (腸の善玉菌を増やします)
カルシウム も含まれている (葉1枚で、18mg)
  (免疫バランスの正常化に不可欠です)

などアレルギー体質の改善効果の高い栄養が含まれています。


     《 保存方法 》
切ったものは、ラップで包んで冷蔵庫へ。
切らない場合は、芯だけ切り取ると長持ちする。

     《 選び方 》
葉が青く、重量感のあるものがよい。

   《 ゆでると効果が高い 》
キャベツは生で食べるより、ゆでたり、蒸したリすると
抗酸化力が 5倍 にアップします。

ゆでたほうが消化も良く、量も食べられます。

キャベツ蒸し、スープ などでたくさん食べてくださいね。

関連ページ

過酸化脂質とアトピー・喘息の原因
ビタミンU
しょうが
たまねぎ
モロヘイヤ
しそ・しその実