アトピー・喘息・花粉症・鼻炎の原因を考える

アトピー・喘息・花粉症・鼻炎などアレルギー性疾患の

本当の原因は?

 体質論からの脱却を


アトピーとは、ギリシャ語で 「奇妙な」 という意味です。

ですから医師に 「アトピー性皮膚炎です」 と診断されたとき
「奇妙な皮膚炎です」 と言われてるということ。

つまり 「よくわからない皮膚炎ですね」 と言われているわけです。
(アトピー性喘息、という言い方もあります。これは「よくわからない喘息」ということになります。)

これは診断とは言えません。

そして原因は「アレルギー体質」を素因として持って生まれたからだと。

そこに様々な外的要因が重なって発症していると。

体質?
様々な要因?

なにもわかりません!

そしてアレルギーテストを行って
これと、これと、これにアレルギー反応があるようです、ということになり
「とりあえず」除去する。

そしてステロイドを処方する。
(アトピー性皮膚炎の場合、これは対処療法であり、
 続けた場合、強い副作用の危険をともないます。)

遺伝的な体質を原因とするのは、
1960年代以降急激にアトピー・喘息などが増えた現実から考えて
無理があります。

もし原因が、遺伝とアレルゲンだとするなら、
昔から、米や卵にアレルギーを起こす人がたくさん出ていたはずです。

遺伝子などは、1000年単位でゆっくり変化するのですから。

「あなたはアレルギー体質です」
「だから卵にアレルギー反応が出ています」
「卵にアレルギー反応が出るのはそういう体質だからです」
・・・
どうどうめぐり!
いつまでたっても本当の原因はわからず
対処療法で、完治から遠のき、悩む人が増えるばかりです。

 原因は共通したもの


これだけ多くの人がアトピーや喘息などを発症しているのですから
そこには共通の原因が必ずあります。

ある人の原因は卵。
ある人の原因はダニ。
ある人の原因は米。

などという分裂した原因のはずがありません。

戦後に少しづつ現れ始め、高度成長期に激増を始めたアトピー・喘息。

ここに原因を解くカギがあります。

昔はほとんどなく、高度成長期以降激増した何かが
体のメカニズムを狂わせているということ。

それが単一のものでなく複合化した原因だとしても
アトピーや喘息の人みんなに共通する原因があるのです。

病気の原因 ⇒ 症状(結果)、
という因果関係のない病気などありません。

遺伝体質論、アレルゲン原因論 にこだわっている限り
本当の原因はわからず、「奇妙な病気」と言い続けることになり
対処療法の犠牲になるばかりです。

では、アトピー・喘息・花粉症・鼻炎などの
原因は何でしょうか? (原因は何か?2)


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